災害の制圧や防災機能の強化を図るためのバイパス道路
敦賀半島には、原子力関連施設がいくつもあり、当工事は、万が一の原子力災害に備えてバイパス道路を新設するものである。
当トンネルは、200mに及ぶ断層破砕帯が続いており、大変崩落しやすいため、注入式先受工法や水抜きボーリングなど、補助工法を駆使して施工した。
また、地元では、地域産業の活性化、生活利便性の向上、観光振興にも大きく寄与するものだと期待されている。

データ

作品名: 菅浜トンネル
発注者: 福井県嶺南振興局敦賀土木事務所
所在地: 福井県三方郡
竣 工: 2019年
施工内容: トンネル総延長1,666m(うち菅浜工区560m)、総幅員9.0m
土工、コンクリート工、防水工、鉄筋工ほか