プロジェクト紹介

イオンタウンユーカリが丘 新築工事

イオンタウンユーカリが丘店最大の特徴は、道路を挟んで東街区と西街区の2棟に分かれていることです。建設工事ではJV(共同企業体)で他企業と工事を共にすることは多々ありますが、このように建物を区分けして建設するのは珍しく、その点でもこの現場は注目を集めていました。

イオンタウンユーカリが丘店は京成線沿いの大型商業施設の中でも最大級となり、駅からも徒歩10分圏内、駐車場にはおよそ2260台分の駐車スペースがあり、電車でも車でも利用しやすい施設になっています。

プロジェクトのポイント

01POINT

徹底した安全管理体制で休業災害0件を達成

工事に当たり安全面では、1日3回のパトロールを徹底しました。ユーカリが丘は他に比べて、規制が多いので、新規入場者に対する教育に注力し、労働災害やトラブルを起こさないことを常に意識しました。新規入場者教育には1回30分以上かけ、過去の事例を用いながら説明をしました。
工期後半になると、1日に300~500人もの協力業者の方が出入りし、総人数は竣工までにおよそ7万人にも上りました。施設全体の出入りした協力業者の方々も合わせると、携わった人々は15万人以上にもなるそうです。これだけの人数が携わった工事でしたが休業災害は0件を達成できました。

02POINT

東街区と西街区

イオンタウンユーカリが丘店全体では、買い回りがしやすく疲労も感じにくいとされるサーキットモールという共通点がある一方で、東街区と西街区で其々店舗コンセプトは異なっています。
当社が施工した東街区は、正方形に近い四角形の外観で、内部は円形に店舗が並んでいます。
対する西街区では、東西に伸びる長方形の外観の、円形と楕円形を合わせた様な形で店舗が配置されています。
弊社が施工面で特に力を入れたのは、エントランスホールのグレード、そして吹き抜け天井です。エントランスホールは、いわば建物の顔。特殊な通路を使わない限り、建物に入るのに必ず通る場所です。「入ってみたい」と思わせるエントランスを意識し、素材のグレードには一番こだわって準備しました。吹き抜け天井は、エントランスホールとエスカレーターホールの2か所あり、設計も現場所長自ら行うという徹底ぶり。豪華に仕上げつつコスト管理に注意し最善のものを提供しました。
はた目には、一棟だけではわからないですが、隣の西街区に同じ建物がある状況だからこそ、当社のこだわりがいっそう生えるのではないでしょうか。

プロジェクト概要

工事名称 (仮称)イオンタウンユーカリが丘 新築工事(東街区)
所在地 千葉県佐倉市西ユーカリが丘
発注者 イオンタウン 株式会社
工期 平成27年5月20日 ~ 平成28年5月30日
構造 S造地上3階建(A街区新築工事)、S造地上5階建(立体駐車場棟)
延床面積 41196.51㎡
建築面積 14679.90㎡
敷地面積 30942.32㎡

主なプロジェクト