本工事は、国道8号線上にある泉跨線橋が床板の剥離、鉄筋露出による劣化、鋼板の減圧等で老朽化しているため架け替えるものです。
橋梁を解体し下部に位置する鉄道の軌道を確保するためにボックスカルバートを設置し、軽量盛土を行い本線を復旧しました。
泉跨線橋は、鋼非合成単純Ⅰ桁橋で、形状が菱形でいびつなため、床版を切断しながらの解体に苦労しました。
ボックスカルバートはプレキャスト製で底版、側壁、頂版を現地で組み立て、横引きレール工法により端部から順次セットして施工しました。
本工事を行うにあたり、工事期間中は国道8号線を全面通行止めとし、交通開放までの間は交通誘導員を配置して安全に留意しました。
データ
作品名: | 国道8号泉跨線橋架替工事 |
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発注者: | 福井河川国道事務所 |
所在地: | 福井県敦賀市 |
竣 工: | 2020年 |
施工内容: | 橋梁架替(ボックスカルバートL=34.2m)ほか |