品川神社 神楽殿 改築工事

京急線新馬場駅を降りてすぐのところに建つ品川神社は、東京十社に数えられる由緒ある神社です。

神楽殿は大正年間の建築にて瓦葺きの建物でしたが、屋根の軽量化を図り、倒壊の危険を予防するために、銅葺きに改修し、風雨に曝されて傷んだ箇所の補修工事を行いました。

神社は小高い丘の上に建っているため、周辺の狭い路地や急こう配の坂が工事の難点になりましたが、由緒ある歴史的な建造物なので、当社もめったに関わることのできない貴重な経験となりました。

データ

作品名: 品川神社 神楽殿
発注者: 品川神社
設計者: 日本建築工芸設計事務所
所在地: 東京都品川区
竣 工: 2019年
施工内容: 構造:木造
延床面積:23.92㎡
建築面積:23.92㎡
(楽屋増築:3.30㎡、曳家工事一式 他)